Solution
粒子径が数十μmの粉体材料を強アルカリ性溶液で表面処理することで活性を高め、電池性能を確保します。
粉体材料に添加剤、増粘剤、結着剤等を添加し、水を溶媒として練合することで滑らかなペースト状にします。
ペーストを平板、又は多孔体金属に塗布し、乾燥、圧延することでシート状の電極を作成します。
シート状電極を所定の幅に切断します。
所定幅の正極板と負極板で不織布セパレータを挟み、渦巻き状に捲回して電極群を作成します。
電極群の上下に集電体を溶接の上、円筒ケースに挿入、電解液を注入して封口板で密閉し、円筒型電池とします。
組立てた電池を充放電を繰り返して内部の電極材料を活性化させ、所定の電池性能を発揮できるようにします。一定期間のエージングを経て電圧検査を行い、容量と出力検査を行って特性の保証を行います。
完成した円筒型電池6個を直列に接続し、両端に正負極端子を溶接してモジュールとし、全体を保護チューブで覆います。